化学肥料不使用　食味85点の特Aランク　特別栽培米コシヒカリ

安曇野市の穂高地区にあるComCom ファームの代表コムさんこと、小室博文さんが栽培した特別な安曇野産コシヒカリです。化学肥料や農薬の使用量を普通栽培の50パーセント以下に減らして、県知事の認証を受けて作られています。

お米を栽培する際に使用する元肥には、小糠や大豆かすなどを使い、化学肥料は一切使っていません。「美味しいお米作りのポイントは、できるだけ有機栽培に近づけることで、農薬は地域で取り決めた最低限必要なもの以外は使いません」とコムさんは言います。

刈り取ったお米は、個人施設の乾燥機で時間をかけて「食味乾燥」を行います。なぜ個人施設の乾燥機にこだわるのかというと「JAに出荷したお米は、他の農家のお米と一緒にされて出荷されますから産地までは分かりますが、生産者の顔は見えません。生産者の顔が見える農業は、今後ますます重要視されていくと思っています。個人施設で乾燥すれば、認証を受けた水田で採れたお米をそのままお届けできます。こうした生産者からの直接販売は、私どもも責任をもって安心安全でおいしいお米をお届けすることができます」とコムさん。おいしさという点でも、コムさんのほ場では食味85点、特Aランクと評価されています。

特別栽培米づくりに15年以上取り組んできているコムさんの顔が見える美味しい特別栽培米コシヒカリを、ぜひ味わっていただきたいと思います。